コスプレ・ポトレカメラマン必見!オススメの写真書籍10選!

デジタル一眼が安くなり普及した昨今。趣味でカメラを始めた人はもちろんのこと、コスプレイヤー自身がカメラを買うことも増えている。カメラ界隈に携わっている身としては嬉しい限りのことだ。

知識が無くてもオート任せでもキレイに撮れてしまうぐらい、最近のカメラは著しく進化している。しかし、それでも限界がある。自分なりに考えて撮っても、上手い人の写真とどこか違う。それが構図なのか、技術なのか、編集なのかよく分からないけど、何かが違う。撮り続けているだけでは超えられない壁がある。

Cosplay works (6)

FF13より、ライトニング (cosplayer: Atsumi)

 

良い写真を撮るためには?

筆者もかなり苦悩した記憶がある。ある時期を境に「普通にキレイな写真が撮れるけど、でもそれだけ何だよね」という自分の可能性に限界を感じた。カメラはフルサイズにしたし、ストロボもマニュアルモードもバッチリ、何がダメだったのかサッパリだった。

一度立ち止まって考えてみたことあるのだろうか?そもそも上手い人が何故上手いのか。言われてみればわからない。

思い立てば行動だ。そこで本屋に立ち寄ってあらゆるカメラ書籍を読み漁った。

 

コスプレ撮影専門誌:初心者なら1冊は読んでほしい!

餅は餅屋、コスプレを撮るならコスプレ撮影の専門誌だ。

1:コスPHOTO ビギナーズ

2:CAMECOS

レベル:初心者向け

専門分野:コスプレ全般

オススメ度:☆☆☆

内容は全体的に分かりやすく、構図や照明、レタッチなどと幅広く解説しているのでとりあえず迷っている初心者にはどれか1冊を手に取るのがベストだろう。

欠点は内容は広く浅く、濃密が薄いのでちょっと経験や知識のある中級者以上の人には物足りないかもしれない。

個人的にオススメなのはインフォレストのCAMECOS。撮影した際の位置や配置、設定まで丁寧に載っているので大変参考になる。

3:コスプレ撮影テクニカルブック (玄光社MOOK)

レベル:初心者~中級車向け

専門分野:コスプレ全般(特に特殊撮影)

オススメ度:☆☆☆☆☆

コス界隈の流行、特殊撮影をマスター!

コスプレらしい写真と言えばスモークや水を使ったり、長時間露出の光の軌跡などを使って作中のエフェクト演出を再現した特殊撮影。

難しそうに見えても、実際は理屈さえ分かればそんなことはない。本書はご丁寧にカメラの設定から照明機材の位置、具体的なやり方まで解説しているので、迷う事はないはず。

4:プロカメラマンが教えるLightroom入門ガイド

レベル:初心者~中級者向け

専門分野:編集

オススメ度:☆☆☆

写真は現像が命!ウワサのRAW現像を極めろ!

巷でよく耳にするRAWデータ。写真の編集技術は近年カメラマンに求められている必須スキルのひとつとも言えるだろう。編集が出来るか否かで写真のクォリティが大きく左右される。

これから本格的にカメラをやるのであれば、データ管理・編集ソフト「Adobe Lightroom」をぜひともマスターして欲しい。本書はLightroomでの基本的な操作から編集のちょっとした応用をつかテクニックまで網羅しているので、分からない方や苦手な方には必見の内容となっている。

5:イラストでよくわかる 写真家65人のレンズテクニック

レベル:初心者~上級者向け

専門分野:機材

オススメ度:☆☆☆

レンズの違いとは何なのか?レンズを使いこなすにはどうすればいいのか?

そんな疑問を完全に解決してくれる書籍。初心者から上級者まで、これからカメラを本格的にやりたい人には必読の1冊。

レンズの値段が一本数万円と馬鹿にならない以上、購入の検討は慎重にならざるを得ない。またレンズも各メーカーから様々な種類が出ており、迷う人も少なくはないだろう。

本書では焦点距離ごとの写り方と特徴を浅く広く紹介しているので、これから新しいレンズに投資しようと考えている人や今の撮り方にマンネリ化を感じて違う観点からの撮り方のヒントを得たい方には是非読んでもらいたい。

 

6:基礎から始めるプロのためのポートレイトライティング

レベル:初心者~中級者向け

専門分野:照明・スタジオ撮影

オススメ度:☆☆☆

光の性質をマスターして差を付けろ!

スタジオ初心者にオススメしたい1冊。丁寧すぎるなまでに光の性質の違いや使い方を解説している本書は正にライティングの教科書。

ストロボの配置、高さ、角度やディフューザーごとの写りかたの違いまで、かなり細かいところを網羅して解説しているので、スタジオ初心者だけなくてもよりワンランク上の作品作りをしたい中級者や上級者にも使える内容となっている。

7:ポートレートライティングの超絶レシピ

レベル:中級者~上級者

専門分野:照明・ストロボ・ロケ撮影

オススメ度:☆☆☆☆☆(必読!オススメ!)

普通に撮っていたら面白くない!

ストロボをある程度マスターして普通の使い方に飽きたチャレンジャーな方々にはこちらがオススメ。

こちらは普通の写真の参考書では絶対に教えない、「その手があったのか!」と思わずうなるストロボの外道な使い方をいくつも紹介している上級者向けな1冊。スタイルも女性に優しいふんわり系からコントラストと影の濃いハードライトまでと幅広く、コスプレ撮影で応用しやすいテクニックが多数解説されている。

本書の目玉は何と言っても最近話題のカメラマンたちの撮影技法だろう。圧倒的な作りこみと世界観で有名なHASEOや「光の魔術師」の二つ名をもつ海外からの刺客、イルコ・アレクサンドロフの撮り方は必見。

 

8:ガーリッシュ・ポートレート撮影講座

レベル:初心者~上級者

専門分野:ポートレート・構図・ロケ撮影

オススメ度:☆☆☆☆☆(必読!オススメ!)

「どうすれば女性をキレイに撮れるのか」「どうすればロケでキレイに撮れるのか」

コスプレとポートレートには共通点が多い。そういう意味では間違いなく初心者から上級者まで幅広く使える必読の1冊だ。

良い写真は機材やテクニックだけで成り立たず、構図の考え方など撮り方のセンスが重要なファクターとなってくる。極論を言ってしまえば、この考え方が上手い人は適当にどんな機材を使っても良い写真が撮れる。

「良い写真が何故良いのか」という思考プロセスを解説してくれる、読んできた数ある構図の専門書の中でも、本書が一番コスプレの現実に即している。

本書もまた解説が細かい。使っている機材、設定、被写体との距離、撮影している時間帯と季節まで載っている他、街中や海、山などといったようなシチュエーション別にも紹介している。ロケ撮影やイベント撮影に役立つこと間違いなしの1冊。

9:美しいポートレートを撮るためのポージングの教科書

レベル:初心者~上級者

専門分野:構図・ポーズ

オススメ度:☆☆☆☆

写真はポーズで差をつけろ!

キレイなポーズをするにはどうすれば良いのかを丁寧すぎるまでに解説している、カメラマンだけではなく、コスプレイヤーにもオススメしたい一冊。

体の角度から手足の細かい仕草、どうすれば女性らしさを見出せるを徹底的に解説。

欠点としては内容は女性の被写体を想定して作られているので、男性又は男装コスをメインの被写体にしている方にとっては実用性半減かもしれない。

 

10:女性を可愛く美しく撮るための究極メソッド

レベル:上級者

専門分野:構図

オススメ度:☆☆☆☆☆(必読!)

「写真とは頭蓋骨を見極めることにある」

圧倒的な作りこみと世界観で魅了するHASEO氏の待望の一冊。彼の作品を支えているのは顔の角度。

誰しも美人に見える角度があるはず。今までその方法は上手く言葉で説明できず、体系化もされていなかった、どちらかと言えば経験則や直感的に近い技術であった。しかし、本書はその美人に見える角度のメソッドを上手く具体的な例えを交えつつ体系化している、まさにカメラマン・モデル共に待望の一冊だ。

顔を分類や見分け方、タイプ毎のメイク方法や見せ方など、カメラの技術しか教えない普通の参考書では教えてくれないコツを丁寧に解説している、実に実用性の高い内容となっている。

 

最後に

長くなったが、以上が個人的にオススメしたい書籍10選。知識の量が作品に表面化されるのが写真だ。上達するには日々勉強し、努力することが大切。