【2017年版】コミケでコスプレ撮影:予算5万円でカメラ機材一式を揃える!

気が付けばもう早いこと12月。世間一般ではクリスマスやら忘年会で浮かれている中、オタク界隈は原稿やら新刊情報やら企業ブースやらと、コミケの前準備で何かと忙しい。

近年は同人誌だけではなく、ツイッターやブログのかっこいい写真を見て、コスプレ目当てでコミケに訪れる方も珍しくない。そこで自然と考え付くはず:自分でもあんなかっこいい写真さえ撮れたらな…

このページを読んでいる以上、あなたきっとそう考えているに違いない。

 

そんな装備で大丈夫か?敷居高そうに見えるけど…

「フルサイズ以外ありえない」「機材は妥協するな、レイヤーさんは見ている」「コミケは遊びじゃない」…

コスプレ撮影に関して検索すると、大体はとてつもない機材を使っている方々を目にするはず。筆者も5D MarkIVに70-200 F2.8という総額50万円のキヤノン最高峰の機材を使っているが、恐ろしいことにこの界隈、上には上がいる。

シャッターチャンスを最大限に活かすためにキヤノンの1DX MarkII(60万円)を2台持ちしたり、写りにこだわりすぎた結果、ツァイスのOtusレンズ(40万円)を使ったりとかなり狂っている界隈だ。

そう聞くと敷居が高い世界なのでは?と思わず身構えてしまうが、ご安心を。一部の方がありえないほど高い機材を使って目立っているだけで、全体でみればほとんどのカメラマンは入門機~中級機を使っている。前述の1DX MarkIIに至ってはモータースポーツやナショナルジオグラフィックの一流プロカメラマンが愛用しているレベルのもので、普通のプロでも手に余る代物だ。

低予算でも大丈夫!

筆者の入門機のKissからプロ用の5D Mark IVまで使った経験から言わせると、入門機でも問題はない。確かに高いカメラの方が総合的に画質は高いけど、それはあくまでもゆっくり構えて十全に撮影できる環境が前提となる。基本的に混雑している上に三脚やレフ板などの使用が禁止になっているコミケとは無縁の話だ。

そして趣味である以上、かけられる予算は十人十色だ。思い出してみれば筆者も最初はKiss X3(当時7万円ぐらい)で始めた身なので、無理していきなり良いカメラを買う必要もあるまい。

肌の色に定評のあるキヤノンがおすすめ!

まずはメーカー選びから。ネット上ではカメラブランドの宗教戦争が繰り広げられており、アレコレ意見が飛び合っているが、そういう難しい議論はさておき、ここは肌色に定評のあるキヤノンをオススメしたい。肌をかなり簡単にキレイに撮れると評判が大変良く、カメラもやっているコスプレイヤーの大半もキヤノンだったりする。

次はカメラ選びだ。一言にキヤノンと言っても、かなりの種類のカメラが出ている、最初の内は比較しても違いが良く分からないし、そこまで重要ではないのでとりあえずは一番安い奴でおk。

そうなると、キヤノンのベストセラー、Kiss X7に辿り着く。だがカメラを買うだけで予算オーバーしてまう。これは困ったな

何せよ、カメラだけでは撮れないからね。バッグやらストロボやらも買わないとな。何か手はないのか…そうか!中古という手があったのか!中古で安くて尚且つコスプレ撮影に十分な性能のあるカメラ…そんなのあるか?そういえばあったわ!

中古のEOS Kiss X5が18-55mmのレンズ付で3万円ぐらいだわ!取材に出かけることもあるが、余程変な案件ではない限り、普通にKiss系統で撮ったりする。別にフルサイズや高いレンズが無くても、Kiss X5でも十分キレイなのだ。

コスサミ2014決勝大会にて、Kiss X5で撮影。仕事で使えるぐらい十分な画質がある

 

まあ、予算に余裕があればKiss X7かKiss X9を買うのも手だけど、今回はとにかく実戦に耐え得る機材を予算5万円以内に抑えたい!

予備バッテリー

公式HPによると、Kiss X5はバッテリー1個で440枚撮れるそうだ。もちろんこの数字は目安程度なものでライブビューを使ったり、液晶画面で写真を確認していると減りがもうちょっと激しい。経験上、コミケは1日辺り平均して500~600枚を撮っているので、Kiss X5の場合はバッテリー1個では持たない。そういえば、昔ワンフェスでディーラーを回って撮っていた時も大体2回ぐらいバッテリー交換していたな。

ということでとりあえず予備バッテリー、これを2個、出来れば3個欲しい。中古なら1000円だぜ!

SDカード

次はSDカード。撮るペースにもよるが、筆者の場合は1日平均して600枚撮影でおよそ12~13GB(RAW+JPEG形式)、三日間で大体40GBとなる計算だ。

余って困ることはないが、コミケで不足は命取りだ。せっかくのイベントなのに、SDカードの故障や予想以上に調子に乗って撮影をしたらカードがいっぱいになるというリスクを考慮すると余裕を持って多めに持って行くのがベスト。

32GBを2~3枚買えば不足することはないだろう。

カメラバッグ

はい、次。カメラバッグ。

リュック型を使う人を多く見かけるが、しかしコミケは基本的にどこへ行っても満員電車並に混雑しているのつもりで挑むべき。

リュック型は背負って持ち運ぶことになるため、他人に引っ掛かることが多く、移動がかなり不便になる。そこでショルダー型をおすすめしたい。

移動時は脇の下にコンパクトに収まるので機動力が桁違いに高くなる他、リュック型と違ってワンアクションで床に置けたり、歩きながらや立ちながら中から荷物を取り出せるので利便性がかなり高い。500mmのペットボトルを1~2本入れておけば気軽に水分補給できるのも何気に良い。

ストロボ

はい、ストロボ。イベントに行くとみんな使っているよね。

キャッチライト入れたり、顔の影を飛ばしたりする際に必要。正直なくてもいい気がするが、まあいいや。

E-TTLという自動調光できる機種が便利。ちょっと前まではそこそこの値段していたけど、近年では中華製から比較的安価なものが出ているようだ。NEEWERのストロボが破格の6000円でしかも自動調光できると言う…中華製もとうとうここまで進化したかと思わせる一品。

予算オーバーしてしまうが、不安ならもうちょっと高いけど信頼と実績のあるK&F社やYongnuo社を買うのも手。

はい、ストロボ使うなら電池。4本使用で1回の電池交換を考えると、8本必要。

 

果たして5万円で行けるのか?

52171円。ギリ無理だった。

うん、まあ、2000円ぐらいは大目に見てやってくれ。

普通のアルカリ電池を使ったり、自前のカバンやSDカードを使えば予算内に収まる!はず!

コスプレ撮影はなかなか面白いのでこれを機会に始めてみるのも良いだろう。コミケでの撮影はエクストリームスポーツに近いけど、まあいいや。